郷土玩具いろいろ
その途中出会った郷土色豊かなモノたちもしっかり連れて帰って参りました。
まずは【静岡張子の祝鯛】。
デザイン秀逸!こんな玩具がかなり昔から作られていたなんて…。
まだまだ知らない優れた手仕事が日本にはあるんですね。
これは静岡張子職人である「沢屋」4代目の杉本栄司さんから
直接購入させていただきました、ありがとうございます。
埼玉県越谷市の【白子鳩笛&土鈴】。
国の天然記念物で埼玉県の県鳥、また童謡「はとぽっぽ」のモデルとも
なっている白子鳩の玩具。笛がオス(奥)、土鈴がメス(手前)なんだとか。
名古屋市内にある七尾天神社の【鷽/うそ】。手描きの梅と松がポイント。
通常は初天神にのみ授与される鷽ですが、こちらの神社では
通年授与していただける全国木鷽愛好者にとってありがたいスポットです(笑)。
「遠くからわざわざありがとね」とご住職さんから
特別に授与していただけましたのがコチラ。
天神さまゆかりの梅(梅干)でした、ありがとうございます!
お世話になっている人形屋さんのすぐそばにある洲崎神社の【五色鈴】。
神社境内にある神木の実(銀杏)がモデル。
制作者さんは熱田神宮の授与品も制作されているとのこと。
台風直撃の中、男気出して参拝した名古屋東照宮の【初夢土鈴】。
素朴な色合いとタカのフォルムが秀逸。この3つの由来はいわずもがな。
それぞれ音色が違います。
実はまだまだありますが…今回はこのへんで。
日本には古くから伝わる手仕事の玩具が、まだまだ存在しています。
とはいえ時代とともに姿を消してしまうモノが少なくないのも事実。
歴史とともに制作者のモノがたりがつまっている分、色々考えさせられます…。
お出かけの際はご当地の食材だけでなく、こういうその地その場所でしか
購入するコトができない郷土玩具のお土産も、ハマれば結構喜ばれるので、
出発前にいろいろ調べてみるのも楽しいですよ。
(モノにもよりますがひとつ¥1,000くらいから手に入ります)