鯉のぼり 材質
価格の違いはデザインの違いだけでなく、
『材質の違い』によるところも大きいのです。
鯉のぼりの材質は大きく分けて、
『ナイロン系』か『ポリエステル系』にわかれます。
どちらも耐久性に富み、軽量で風によくなびきます。
両者の違いは『耐色性』と『耐水性』です。
ポリエステルは、高温、高圧で色の定着処理が行われるので、
ナイロンよりも色持ちします。目安としては、ナイロンが2~4年に対して、
ポリエステルは5~8年。およそ倍。
つまりポリエステルのほうが色あせしにくいというコトになります。
またポリエステルに比べ、ナイロンは吸水性が高いので、
濡れたまま放置したとき、生地への負担は大きくなります。
ポリエステルの鯉のぼりの場合、『撥水加工』までほどこしたモノも
あるので、雨(もしくは水)に強いのはポリエステルです。
※いずれにせよ、雨の日には鯉のぼりは取り込んで下さいね。
というわけで、品質的にもお手入れのしやすさからしても、
現在、鯉のぼりにもっとも適した素材は『ポリエステル系』
といえますが、価格はポリエステル系のほうが若干割高とはなります。
鯉のぼりの種類は、みなさんが予想される以上にいろいろあります(笑)。
ぜひご来店の上、ご検討下さいませ。