コレクション:

世界的名画と伝統工芸の融合
『名画の色彩』シリーズ
四季折々の草花や空の色など、古来より自然界の豊かな色彩を巧みに取り入れ、「美」を表現する日本の伝統工芸品。ひな人形や鎧・兜の五月人形に用いられる色彩もまた、この概念に基づくものが数多く存在します。
物質と情報が溢れる現代。嗜好が多様化し、画一的なものでなく自分好みのものを求める傾向が強まった今、節句人形の色彩も自然界に由来するものだけではどこか物足りなく感じる方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、鯉徳では、これまでの着想工程から一歩離れた企画の一環として、世界的名画の色彩に由来した「アートを愛する大人たち」までもが楽しめるひな人形や五月人形を発表します。お部屋にお気に入りの絵画を飾るように、楽しく人形も飾ってみてはいかがでしょうか。
ゴッホ『星月夜』
ポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)による名作 "星月夜"。巧みな色彩表現と浮世絵の影響を感じさせる構図により描かれた、 想像上の風景画といわれています。
"ひまわり"とならび、日本でも人気の高いこの作品はニューヨーク近代美術館(MOMA)の永久コレクションとして所蔵されています。

クリムト『接吻』
新進芸術家グループ "ウィーン分離派"の創設者であり、日本の浮世絵から強い影響を受けていた画家、グスタフ・クリムト(1862-1918)の傑作 "接吻"。幾何学的なパターンと華やかな花のモチーフで彩り、装飾には金箔やプラチナを駆使して描かれています。
アール・ヌーヴォーの代表的な作品でもあり、現在はベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館(オーストリア・ギャラリー)に所蔵されています。


ひな人形の制作は、江戸文化発祥の街 東京都台東区に工房を構え、伝統工芸品 江戸衣裳着雛人形を手がけている 横山一彦。
東京都美術館や上野の森美術館など、工房からほど近くに世界中の名画が集まる場があり、美術への造詣も深い横山さんがいたからこそ実現したこの企画。生地の選定・重ね色目の配色など初期段階から話し合いを重ね、制作を依頼しています。


五月人形の制作は、4代続く名門甲冑工房でその技術力に定評のある 鈴甲子雄山。
工房の技術とセンスを集約した "五分の一 奉納鎧" をベースとして制作していただきました。威糸による色彩表現はもちろん、絵画にみられる特徴を金具細工で表現したりと遊び心まで取り入れた作品となっています。ひな人形同様、こちらも初期段階から話し合いを重ね、制作を依頼しています。

親から子へ…つながる愛情と美意識
子どもたちの感受性や好奇心は、親が日々触れるものや感じ取るものから大きな影響を受けます。親が楽しみ、心から美しいと思えるものは、自然と子どもたちの感性にも受け継がれていくもの。
家族がともに節句を祝う時間は、感謝や愛情を育むだけでなく、教養や美意識を伝える特別な機会でもあります。美しい人形を通じて親子の絆がより深まり、飾るたびに家族の思い出が新たな彩りで紡がれていきます。
世界基準の色彩美と、ニッポンの職人技が融合した特別な節句人形。この人形が、瞳に鮮やかな彩りを映し、親子の心にいつまでも残る思い出を演出します。ご家族そろってお祝いするひなまつりや端午の節句を、家族のかけがえのない記憶へと変えてみませんか?
メディア掲載
耳で感じる名画の色彩。プレイリストつくりました♪
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