コレクション:
モダンな配色で甲冑の美を再構築
"NEO STANDARD（ネオ スタンダード）"
四季折々の草花や空の色ー。先人たちは自然界からもたらされる豊かな色彩に意味を見出し、ときにその視点を人工物のなかにも巧みに取り入れ美しさを表現してきました。鎧・兜の甲冑に用いられる色彩もまた、この考えに基づいたものが数多く存在します。
時は流れ現代。日々の暮らしにおける色彩は自然界のみならず、絵画や映像、ファッションや建造物にも溢れ、その対象となるものは遠く海外にまで及ぶことも珍しくはありません。物質と情報が溢れる昨今、私たちが美しいと感じる色の定義は以前とは比べものにはならないくらい多様化しているのです。
自然界の色彩だけが美しいわけではない
そんな価値観のもと、これまでの鎧や兜では見ることのなかった色合いや配色パターンを用いて、現代における甲冑の美しさを再構築して誕生した“NEO STANDARD”シリーズ。
一流の職人から職人へと連綿と受け継がれてきた技術や哲学、そして甲冑の造形美はそのままに、モダンな装いに生まれ変わった五月人形で端午の節句に彩りを添えてみてはいかがでしょう。
NEO STANDARDシリーズは過去を否定するものではなく、これまでになかった五月人形の選択肢として、ともに生存し繁栄することを目的として展開しています。
