五月人形 / 双子用飾り / 源氏

通常価格 314,000 (税込)単価  あたり 

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ご購入前に必ずお読み下さい

家紋旗の完成に一週間前後のお時間をいただきますので、日付指定をご希望の際にはご注文日より10日目以降をご指定ください。日付指定がない場合はお届けできる最短での配送となります。
※時間指定はどなたでもご利用いただけます。

五月人形 双子用 兜 頼朝 義経 源氏 鈴甲子雄山 鯉徳限定

お守りだから、ひとつずつ
双子用 五月人形飾り(源頼朝・源義経)


五月人形は、健やかな成長と幸せを祈願するために飾られる、言うならば"お守り"の役割をはたします。そのため一人に対して一つの五月人形飾りが基本的な考え方。


けれども生まれたわが子が双子となると、実際どうしたら良いのやら?そんな悩みを解消するべく"双子用 五月人形飾り"という選択をご提案いたします。ともに調和を図りデザインしているので、仲良く二組の人形を飾ることができます。


そんな五月人形双子用飾りに中世日本を駆け抜けた源氏の名将"源頼朝・義経兄弟"が登場しました。飾る楽しみだけでなく、お子さまが将来、歴史に興味を抱くきっかけになるかもしれませんよ。

歴史的名画をお手本にしています

黄瀬川陣

出典: 東京国立近代美術館 安田靫彦展より

二つの兜は安田靫彦筆 紙本著色黄瀬川陣(※1)に描かれた源頼朝と義経の甲冑を手本として、業界屈指の技巧派として名高い経済産業大臣指定伝統工芸士、鈴甲子雄山が制作しました。


(※1)安田靫彦筆 紙本著色黄瀬川陣
平家追討の兵を挙げた源頼朝が黄瀬川に陣を置いた際に、奥州より参じた弟・義経と感動的な対面をはたしたさまを日本画家の安田靫彦(1884-1978)が屏風に描いた大作で、2011年に国の重要文化財に指定されました(東京国立近代美術館蔵)。


五月人形 双子用 兜 黄瀬川陣 源頼朝

▲ 兄頼朝の甲冑の色目は赤糸威。兜の前面には獅子をモチーフとした前立飾りが描かれている。

五月人形 双子用 兜 黄瀬川陣 源義経

▲ 弟義経の甲冑の色目は紫裾濃威。兜は描かれていないため、鎧着の色を参考に兜を制作。

源頼朝モデル

五月人形 双子用 兜 頼朝 義経 源氏 鈴甲子雄山 鯉徳限定五月人形 双子用 兜 頼朝 義経 源氏 鈴甲子雄山 鯉徳限定

兜の色目は赤糸威。兜正面の獅子金具は真鍮製の純金メッキで作成。時代考証の上、獅子金具は"重要文化財 鉄獅噛文金銅象嵌鍬形(三重県八坂神社蔵)"を参考にしました。

源義経モデル

五月人形 双子用 兜 頼朝 義経 源氏 鈴甲子雄山 鯉徳限定五月人形 双子用 兜 頼朝 義経 源氏 鈴甲子雄山 鯉徳限定

兜の色目は紫裾濃威。伸びやかに天に向かう勇壮なシルエットが特徴的な兜正面の鍬形は真鍮製の純金メッキ仕上げです。

両兜に共通する職人技の数々

五月人形 兜 吹返 鹿革

▲ 兜両脇の吹返(ふきかえし)とよばれる部分には、実際の甲冑にも使われていた高級鹿革を使用。装飾金具を最小限にとどめ、革の質感と染めて描かれた絵柄の美しさを強調しています。

五月人形 兜 剥ぎ合わせ鉢

▲ 頭を包み込む"鉢(はち)"の部分は成形品ではなく、複数の金属板をそれぞれ鋲でとめて成形する"矧(はぎ)合わせ鉢"とよばれる実物同様の制作技法を用いて仕上げています。


また一般的な同サイズの兜にくらべ、両兜に使われている威糸は細く、それを通していく穴の間隔はわずか3mm。一本一本細い威糸が密に美しく並ぶ兜の後姿からは、職人の丁寧な仕事ぶりが十分感じられるはずです。


主張しすぎず主張して、主役をより美しく


人形をより美しく際立たせるために存在する周辺のお道具類。なかでも屏風や飾台は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。


「主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出するためのものづくりを」


そんなテーマと向き合いながら、職人は日々絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。

五月人形 双子用 兜 鯉徳限定

祝事には欠かせない定番アイテムのひとつ金屏風。シンプルデザインであるがゆえに、丁寧につくられた人形はその美しさがより際立つように見え、逆に作り込みの甘い人形は粗が目立ちやすくなるという、真実の鏡のような不思議な力が宿っています。


本品はより上品で落ち着いた雰囲気を出すために、金紙の上に絹地を敷いた"裏箔(うらはく)"という手法を取り入れ、金特有の色調をあえて和らげて制作しています。


また屏風の開閉部分には金具蝶番を一切使わず、羽根とよばれる和紙の蝶番を使用する、いわば伝統の職人技を用いる制作工程(本仕立)にこだわりました。


本仕立屏風

開閉部に切込が入っており両面開きとなる仕組みが特徴です。継ぎ目には隙間ができないので、見た目にもすっきりとした印象となります。職人の街、墨田区にある老舗屏風工房の片岡さんが生みだす技ありの工芸品です。

弓太刀2段小 弓太刀2段小

シンプルな飾りながらも大事なお道具は省略せず、正面に弓と太刀の二段構えで配しました。


作りも簡略化せずに、太刀は鞘から抜ける仕様になっています。(模造刀で切れませんが、鋭利な部分もありますので取扱にご注意ください)

家紋かお名前が入ります(全2色)

五月人形 双子飾り 両旗飾り 家紋

▲ 赤地 / 金糸刺繍 ※家紋入れイメージ

五月人形 双子飾り 両旗飾り 家紋

▲ 灰緑地 / 金糸刺繍 ※名前入れイメージ


端午の節句をより華やかに。旗の色は「赤」と「灰緑」の2種類からお選びいただけます。お選びいただいた色の旗には金糸の刺繍で「家紋」もしくは「お子さまのお名前」をお入れいたします。

双子だけしか味わえない端午の節句を楽しもう


五月人形 双子用 兜 頼朝 義経 源氏 鈴甲子雄山 鯉徳限定

ひとつずつの五月人形をそれぞれ飾るよりも、ふたつ一緒に並んでいたほうが兄弟仲睦まじく見えますし、飾りを見た人たちも微笑ましい気分になれると思いませんか?


周囲に笑顔と幸せを運んでくれる、そんな双子用飾りで端午の節句をご家族揃ってお楽しみ下さい。


ご注文前にご確認下さい

1. 記入欄にご入力ください

■ のぼり旗に「家紋」を入れる場合

「家紋刺繍入のぼり旗一対」と「手書き名入木札2つ」が付属します。最初にカートボタン上部にある記入欄より、赤か灰緑の「旗色」をお選びください。つぎに「お子さまのお名前2名分」と「家紋名」を、それぞれ記入欄にご記入下さい。


■ のぼり旗に「名前」を入れる場合

「名前刺繍入のぼり旗一対」が付属します。「手書き名入木札2つ」は付属いたしませんのでご注意ください。最初にカートボタン上部にある記入欄より、赤か灰緑の「旗色」をお選びください。つぎに「お子さまのお名前2名分」を記入し、家紋名の欄に必ず「なし」とご記入ください。


※旗に「家紋」「名前」の両方を入れることはできません。

2. 家紋に関しまして

家紋の外側に「○(丸)があるかないか」をご確認下さい。丸ありと丸なしでは中央のデザインが同じでも別種類の家紋となります。お客さまの間違いによるのぼり旗の再制作は、一本16,000円 / 一対32,000円(税込)を新規にご請求いたしますのでご注意下さい。


家紋について

複雑な家紋や名称がわからない場合、また旧漢字のお名前の場合は、見本をFAXもしくはメールにて当店までお送り下さいませ。

FAX:0436-62-4115  mail:info@koitoku.com

3. 配送日に関しまして

家紋刺繍入のぼり旗の完成後に商品発送となります。完成に7~10日前後のお時間をいただきますので、日付指定をご希望の際にはご注文日より2週間目以降をご指定ください。※配送希望日を「指定しない」にした場合は、出荷準備が完了次第最短でお届けいたします。

4. キャンセルに関しまして

お客さまのご都合によるご返品やご注文のキャンセルは基本的に承りかねますが、いかなる理由におかれましても家紋(名前)刺繍入のぼり旗代のみ(16,000 × 2 = 32,000円 + 消費税)はご請求いたしますことをご了承願います。



商品詳細

作者・工房 鈴甲子雄山(すずきねゆうざん)
生産地 千葉
サイズ 飾り台と屏風のみ:間口75 × 奥行44 × 高さ37 cm
旗・弓太刀設置時:間口75 × 奥行51 × 高さ42 cm
人形本体 正絹糸威 矧ぎ合わせ鉢 鉢裏皮張り 鹿革吹返 純金鍍金鍬形
※本体にプラスチックは使用しておりません
屏風 本仕立裏箔金屏風
飾台 木製黒塗平飾台
弓太刀 二段飾り 大 ※弓太刀本体にプラスチックは使用しておりません。太刀は鞘から抜けます。
お道具 家紋刺繍入のぼり旗一対 ※記入欄に必ずご入力下さい
付属品 ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス)×1
■作者立札 ×2
■手書き名入木札 ×2 ※記入欄に必ずご入力下さい 旗に名前を入れる場合は付属いたしません
注意事項 ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。
■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。


作者・工房について



鈴甲子雄山 ■経済産業大臣指定伝統工芸士 ■日本人形協会認定節句人形工芸士

明治時代、初代雄山"鈴木甲子八"により東京都墨田区に創業。業界屈指の技巧派として不動の地位を確立。国宝や重要文化財などの現存する甲冑を実地に調べあげ忠実に模写する技術は極めて高く、その作品の数々は重厚且つ繊細。専門家たちからも高い支持を得ている。 ▶インタビューページへ