下川原焼土人形 鳩笛 紫(中)■阿保正志作 ■青森県弘前
鳩の形をした土製の笛玩具、鳩笛(はとぶえ)。
その昔「土を舐めさせると"かんの虫"がおさまる」と信じられてきたことから、土製の鳩笛は子供の玩具として日本中に普及していきましたが、近年は素朴で愛らしいその姿から、心を和ませるインテリアアイテムとして注目を集めています。
専用ボックスとしおりも付属しています。
江戸時代、津軽藩九代藩主により、子供の玩具をつくるよう命じられたのがはじまりとされる青森県弘前生まれの下川原焼土人形。津軽の風俗や行事を表現したさまざまな人形がつくられていますが、なかでも有名なのがこの鳩笛。
どこかとぼけた表情と鮮やかな色彩が特徴的で、そっと吹けば「ホー」と優しい音色が響きます。プラスチック製の玩具よりも温かみがあり、小さなお子さまのいるご家庭へのプレゼントとしてもきっと喜ばれることでしょう。
眺めているだけでも癒やしと喜びを与えてくれる、手乗りサイズのかわいい鳩笛。
共に過ごす日々の生活をどうぞお楽しみ下さい。
商品詳細
作者・工房 |
阿保正志 |
生産地 |
青森県弘前市 |
材質 |
本体/陶器 |
サイズ |
幅11 × 奥行4 × 高さ7 cm |
注意事項 |
■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 |
下川原焼七代目窯元 阿保正志昭和42年青森生まれ。2001年から故・高谷清治に師事し、およそ200年の歴史を持つ下川原焼土人形の制作を始める。制作を通し、郷土の文化伝承と普及に尽力した功績が讃えられ、2017年に青森県伝統工芸士に指定される。 |