雛人形 / 双子用飾りA / 奏清雛
お守りだから、ひとつずつ
双子用 ひな人形飾り
雛人形は、健やかな成長と幸せを祈願するために飾られる、言うならば"お守り"の役割をはたします。そのため一人に対して一つの雛人形飾りが基本的な考え方。
けれども生まれたわが子が双子となると、実際どうしたら良いのやら?そんな悩みを解消するべく"双子用 ひな人形飾り"という選択をご提案いたします。飾り台・屏風は双子用として特別にデザインしたので、仲良く二組のおひなさまを飾ることができます。
仲の良さが伝わる色合わせ
各ペアが「同じ柄の色違い」となっており、各々仲睦まじい雰囲気が出るよう工夫されています。
神技級の超コンパクトサイズ
人形サイズは"豆"とよばれる超コンパクトサイズ。小さい衣裳着のひな人形は、通常サイズに比べて細かい作業が多く型崩れも目立ちやすいため美しく作ることが不可能とされてきましたが、人形製作者の山田華悦は設計図を描いては人形制作、描いては制作を繰り返し、長年誰もが手がけられなかった"美しい極小サイズ(横幅14cm前後)を数年かけて完成させました。
▲ 女性の手のひらに収まる極小サイズ。
衣装へのこだわり
二組の男雛・女雛ともに西陣織金襴の有職紋様(※1)を衣装に採用しました。シンプルなデザインの生地を用いたお人形は、派手な柄の生地を使ったものよりもボディラインが目立つのでなかなかごまかしが効きません。華悦は小さくても出来上がりのシルエットに自信があるからこそ、この生地を用いています。
(※1)有職 / ゆうしょく・ゆうそく
平安時代より公家の邸宅の内部・調度品・服飾品などの装飾に使われていた文様で、幾何学的な柄が繰り返し紋様になっているのが特徴。見た目の派手さはなくも精緻な模様を織り出しているため上品さがあり、 時代に流されない普遍的な美しさを兼ね備える完成されたデザインともいえるでしょう。
お顔だち
髪型の違う2種類の女雛とそれに合わせた男雛を用意しました。ひとつは"大垂髪(おすべらかし)"とよばれる髪をアップにした状態のもの。もうひとつは"古典下げ髪(こてんさげかみ)"とよばれる髪をおろしたした状態でとなっています。
頭制作はともに若手実力派の頭師、赤松勝己さんが担当。いつまでも愛されかわいいと感じてもらえるような表情を日々追求しています。
主張しすぎず主張して、主役をより美しく
人形をより美しく際立たせるために存在する周辺のお道具類。なかでも屏風や飾台は、全体のイメージを左右するほど重要な役割を担っています。
「主役の存在感を損なわずして、より魅力的な空間を演出するためのものづくりを」
そんなテーマと向き合いながら、職人は日々絵柄の構図や配色、そして質感に至るまで試行錯誤を繰り返し、卓越した技術をもって美しい製品をつくり続けています。
人形本体に自然と注目が集まるよう、付属品は限りなくシンプルに構成。無地の屏風はピンクゴールド。その色合いが空間を優しく包み込みます。卓越した木工技術を以って、伝統的な製品に現代的な感性を織り交ぜた新しい和のかたちを追求している若手実力者で、節句人形職人ユニット"縫nui"でもご活躍中の畑口ツトムさんが制作しています。
前飾りとなるお道具には、"桜橘"をモチーフとしたかわいらしい石膏粘土細工を一対で配しました。
桜橘の花飾りは、ちりめん生地のつまみ細工で制作。色合いのみならず丸みを帯びた形状が一際かわいらしさを演出してくれます。
照明器具は電池式のLEDコードレス燭台。本体には"ワーロン紙"を使用。和紙よりも強度があり、破れたり折れたりしにくい素材となっています。
セパレートタイプなので個々に飾れる自由度の高さも魅力的ですね。
双子だけしか味わえないひなまつりを楽しもう
ひとつずつのおひなさまをそれぞれ飾るよりも、ふたつ一緒に並んでいたほうが姉妹仲睦まじく見えますし、飾りを見た人たちも微笑ましい気分になれると思いませんか?
周囲に笑顔と幸せを運んでくれる、そんな双子用飾り奏清雛でひなまつりをご家族揃ってお楽しみ下さい。
商品詳細
作者・工房 | 山田華悦 |
生産地 | 千葉 |
サイズ | 並列時:間口66 × 奥行33 × 高さ20 cm 個別時:間口33 × 奥行33 × 高さ20 cm |
人形 | 西陣織金襴(有職紋様) |
屏風 | 二曲一双ピンクゴールド屏風 |
飾台 | 木製白木セパレート飾台 |
道具 | ミニチュア桜橘 |
花類 | ちりめんつまみ細工桜橘 |
雪洞 | LEDコードレス燭台(テスト電池付) ワーロン紙仕様 |
付属品 | ■お手入れセット(毛バタキ・手袋・クロス)×1 ■作者立札 ×2 ■手書き名入木札 ×2 ※ご注文の際、 お名前記入欄にお子さまのお名前をご記入下さい |
注意事項 | ■手作りのためサイズや形状、色合いが各々多少異なります。 ■ご使用のモニターにより、実際の色と異なって見える場合がございます。 |
作者・工房について